投稿者 長井里奈
観察日付:2018/01/13
標高1400m〜2000m
同行者
気温 -7.2(1150hrs / 1860m) 〜 -6.8(0930hrs / 1840m)
午前SCT 雲量4-5
午後SCT 雲量4-5
午前Nil なし
午後Nil なし
午前
午後
HST
HS Range
午前L 1-7m/s
午後L 1-7m/s
午前SW
午後SW
飛雪
気象コメント 朝はCLR、だんだん雲が多くなり、14時頃にはBKN 夕方からS-2
雪崩などの観察 1980m Na S サイズ1 厚み10cm 尾根直下NE面
雪崩発生有無 Yes
シューティングクラック No
重要な層と弱層とテスト結果
積雪構造 0108MFcrの上に約30cmの雪が載る。今朝までの新雪5cmは結束力が弱い。この新雪との境界及びMFcr上の積雪内のウィークインターフェースで、アクティブに反応する。尾根筋ではそれほど強くない南風の影響により、極薄いソフトスラブ化が見られた。また行動したほぼ全ての方位で、2-3mmの表面霜が形成されていた。日中南寄りでは沈降したが、その他の方位では日中も表面霜や降雪結晶3mmが保存された(1800m以上で確認)。着目していた0108MFcr上のこしもざらめ0,5mmは、標高2000mで昨日とほぼ変化がなく、温度勾配はほとんどない。
今朝形成・保存された粒度の大きめな表面霜や降雪結晶の上に、夕方からの強い降雪があることに留意したい。