投稿者 野高健司
観察日付:2020/01/02
標高245m〜1330m
同行者
気温 -10.3(1430hrs / 1330m) 〜 -3.6(1025hrs / 1025m)
午前OVC 雲量10
午後OVC 雲量10
午前S 雪
午後S 雪
午前S-1
午後S-1
HST
HS Range
午前M 8-11m/s
午後M 8-11m/s
午前W
午後W
飛雪
気象コメント 時折日が差した 一日の行動中、風向がめまぐるしく変わったが、概ねW。
雪崩などの観察
雪崩発生有無 No
シューティングクラック No
重要な層と弱層とテスト結果
積雪構造 標高605m地点でHS100cm、標高1015m地点でHS235cm。以下標高1330m地点(厳鬼山直下・SW向き斜面)での観測。HS255cm、↓98厚み0.5mmのMFcrの上に新雪が載る。新雪層内は風の影響を受けて多様。森林限界付近になると、ウインドスラブの発達が顕著だった。
ここ数日降雪が続いているが、まとまった積雪がないうえに、風の強い日が多いため、森林限界付近はウインドスラブの発達が著しい。スキー場トップ周辺の藪は依然濃く、入山は困難。標高600m以上のブナ純林~森林限界は概ね藪が埋まり、快適に行動が出来るが、標高600m以下は藪が濃く、登行も滑降も難儀する。ツアーはまだ一般的ではない。