雪崩ハザード評価の登録

投稿者 黒田 誠

投稿日時:2020/01/06 14:42

エリア白馬 山岳唐松岳 場所八方尾根

観察日付:2020/01/06


標高835m〜2100m
同行者


観察データ

気象データ


気温 -6.3(0900hrs / 1850m) 〜 -2.0(1100hrs / 2000m)


天気

午前FEW 雲量1-3
午後FEW 雲量1-3


降水種類

午前Nil なし
午後Nil なし


降水強度

午前
午後


HST


HS Range


風速

午前L 1-7m/s
午後L 1-7m/s


風向

午前W
午後W


飛雪


気象コメント 低標高帯にガスが入る時間帯もある


雪崩データ


雪崩などの観察 自然発生:2300-2600mの東向き180°の急斜面に複数のサイズ2-2.5の面発生雪崩。1400-2100mの見ることができる全方位急斜面に多数のサイズ1-2.5の面発生雪崩。 誘発:2000m南向き斜面でスキーヤーの誘発による面発生雪崩、サイズ2.5、、滑り面は1231MFcr,弱層はコシモザラメ


雪崩発生有無 Yes


シューティングクラック No

積雪データ


重要な層と弱層とテスト結果


積雪構造 昨日までの風の影響を受け、複雑に再分配されている。様々なところにウインドスラブが形成されていたがスキーヤーの刺激に反応しない。1231MFcrは部分的に露出しているが、概ね30~150cmに埋没しており、ブーツで蹴り込まないと立てないくらい硬い。MFcr上下では再結晶化が進行している。


観察に関わるコメント


複雑な状況。2100m以下の積雪の薄いところには要注意。

現地画像

現地画像

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