投稿者 稲垣 力
観察日付:2020/01/09
標高1440m〜1590m
同行者
気温 -1.7(0945hrs / 1440m) 〜
午前BKN 雲量6-9
午後BKN 雲量6-9
午前S 雪
午後S 雪
午前S-1
午後S-1
HST
HS Range
午前C 0m/s
午後C 0m/s
午前
午後
飛雪
気象コメント 朝は雲に覆われていたが、徐々に薄日が差し、青空が見えた。 朝はS1、標高1000m付近より下は地表面が濡れない程度の雨。時間とともに弱くなり、夕方には降りやむ。
雪崩などの観察 無し。スキーカットは適した斜面が無く実施自体していない。
雪崩発生有無 No
シューティングクラック No
重要な層と弱層とテスト結果
積雪構造 昨日からの降雪10㎝が0108の雨による融解凍結層に載る。この融解凍結層(厚み2cmほど)はツボ足で容易に踏み抜け、さらに下はモイストなザラメ雪となっている。靴底貫入30cm。融解水は地面付近まで浸透している。日中の昇温と日射により、積雪表面のスラブ化が進んだ。標高1450mにて積雪深70cm。
樹林帯は藪の露出が多いため、林道沿いの限定的な観察。林道法面の開放急斜面からの全層雪崩に留意して行動した。僅かな滑走ではありましたが、雨後の硬すぎない融解凍結層の上に密度の高い新雪という組み合わせで、底付き感は皆無でした。