投稿者 鈴木猛志
観察日付:2021/02/17
標高1000m〜1500m
同行者
気温 -6.0(0700hrs / 1515m) 〜
午前OVC 雲量10
午後OVC 雲量10
午前S 雪
午後S 雪
午前S2
午後S2
HST
HS Range
午前L 1-7m/s
午後L 1-7m/s
午前NW
午後NW
飛雪
気象コメント 夜間は風の強い時間があった模様。風の影響は開けた場所ではあるが、森の中は影響少ない。7~10時頃は風は弱め11時頃からまた風が強くなる。
雪崩などの観察 傾斜40度以上の急斜面、スキーカット、花火ともに表面10~20㎝がスラフで雪崩れる。サイズ1。斜度が緩くなるとデブリはすぐ止まる。横への伝播性は弱いが、斜度の急な沢状地形が続くようなところではデブリの流下距離は長くなった。
雪崩発生有無 Yes
シューティングクラック No
重要な層と弱層とテスト結果
積雪構造 1500m付近で期間降雪量HST約50㎝。風によってHSTのムラがある。24時間以内の降雪分非常に柔らかく、密度は低い感触。0216の未明までに降った分は密度は若干高め。0215の雨は1400m以下、1400~1600mは非常に水っぽい湿雪だった。1300m以上は融解凍結クラストになり硬度はP程度。1300m以下ではまだウェットなザラメ雪が硬度4F~1F程度である。新雪との結合は悪くない。新雪の10~20㎝は密度低く、斜度ときっかけがあればスラフで動き出した。