Observer 稲垣 力
Observation At:2018/01/28
Elevation1200m〜1850m
Co-worker
Temp. -7.5(1230hrs / 1850m) 〜 -5.0(1100hrs / 1700m)
午前SCT 雲量4-5
午後SCT 雲量4-5
午前Nil なし
午後Nil なし
午前
午後
HST
HS Range
午前C 0m/s
午後C 0m/s
午前
午後
飛雪
気象コメント 朝CLR、徐々に雲が増えて、夕方にはOVC。 尾根上ではLの南東からの風。
Avalanche Observations 標高1500m南東向き風下斜面にて、乾雪面発生サイズ1.5以上(走路と堆積区が目視できず)の自然発生。風下斜面でのスキーカット複数回、結果無し。
Avalanche Activities_Yes or No Yes
シューティングクラック No
重要な層と弱層とテスト結果
Snowpack 昨日からの降雪5cmは低密度(粒径2-3mmの降雪結晶)。北斜面ではその状態が終日保たれた。その下の0121から積もった雪(60-80cm)は圧密と焼結が進んで高密度となっている。ウィークインターフェイスが見られるが、場所によってばらつきがある。フットペン15cm、スキーペン10cm。0121融解凍結層下で再結晶化が見られるが、粒径は小さく球形化しつつある。森林帯の日射の影響を受けた斜面では表面が薄く融解凍結した。
風下の小さな地形で簡易なテストを繰り返し、積雪状態を確認しながら、大きな地形へ入っていった。ラッセルの無い登り、埋まり過ぎない雪で板がよく走り、穏やかな山日和でした。