投稿者 黒田 誠
観察日付:2021/02/19
標高850m〜1910m
同行者
気温 -6.2(1250hrs / 1910m) 〜
午前FEW 雲量1-3
午後FEW 雲量1-3
午前Nil なし
午後Nil なし
午前
午後
HST
HS Range
午前L 1-7m/s
午後L 1-7m/s
午前N
午後N
飛雪
気象コメント 午前中は稜線に雲がかかっていたが、午後には解消。 稜線では終日北〜北西風による飛雪
雪崩などの観察 2000~2600mSE1/4斜面にサイズ2〜3の面発生雪崩が多数自然発生。1800m北斜面にサイズ1.5〜2の面発生雪崩が自然発生。2000m以上の急斜面に乾雪点発生サイズ1多数。
雪崩発生有無 Yes
シューティングクラック No
重要な層と弱層とテスト結果
積雪構造 15日の雨の影響はおおよそ1900m以下。HSTは70〜140cm。1700m以下ではHST内の温度勾配は大きくなる。HST内には複数の脆弱性がある。↓20~30cmには、1~1.5mmの樹枝状結晶・厚み0.5~1cmの弱層があり、人の刺激で反応する。その下には、複数の再結晶化による脆弱性があるので、以後も観察が必要。日照の影響を強く受ける斜面では、積雪表面にMFcrが形成された。 PF40~80cm。
結構複雑な状況になってきました。