投稿者 鳥山 強
観察日付:2021/12/12
標高1700m〜2899m
同行者
気温 〜 5.1(1411hrs / 1700m)
午前SCT 雲量4-5
午後SCT 雲量4-5
午前Nil なし
午後Nil なし
午前
午後
HST
HS Range
午前S 12-17m/s
午後S 12-17m/s
午前SW
午後SW
飛雪
気象コメント 昼から黒雲に覆われる 昼頃から風が強まり、稜線で飛雪がM
雪崩などの観察 標高2600m・西の急なガリーにスラフ・サイズ1
雪崩発生有無 No
シューティングクラック No
重要な層と弱層とテスト結果
積雪構造 標高2300m付近で表面霜が顕著。ALPでは、風の影響のあるところにスラブが形成され硬度はF+~1Fと多様、スラブをめくると新雪が顕著。スラブに伝播性はない。西面、東面ともにアンカー要素は埋まりきっていない。ただし文三郎尾根上部の小さな雪崩地形(ガリー)や、地蔵尾根上部のジョウゴ状の雪崩地形には十分な積雪がある。 南西の風により、稜線付近の西面では雪の再配分が顕著だった。
稜線付近西面の急なガリーには十分な積雪があり、登下行のトレースとからむ場所もあることに留意してください。