雪崩ハザード評価の登録

投稿者 鳥山 強

投稿日時:2021/12/12 17:47

エリア八ヶ岳 山岳南八ヶ岳 場所赤岳

観察日付:2021/12/12


標高1700m〜2899m
同行者


観察データ

気象データ


気温 〜 5.1(1411hrs / 1700m)


天気

午前SCT 雲量4-5
午後SCT 雲量4-5


降水種類

午前Nil なし
午後Nil なし


降水強度

午前
午後


HST


HS Range


風速

午前S 12-17m/s
午後S 12-17m/s


風向

午前SW
午後SW


飛雪


気象コメント 昼から黒雲に覆われる 昼頃から風が強まり、稜線で飛雪がM


雪崩データ


雪崩などの観察 標高2600m・西の急なガリーにスラフ・サイズ1


雪崩発生有無 No


シューティングクラック No

積雪データ


重要な層と弱層とテスト結果


積雪構造 標高2300m付近で表面霜が顕著。ALPでは、風の影響のあるところにスラブが形成され硬度はF+~1Fと多様、スラブをめくると新雪が顕著。スラブに伝播性はない。西面、東面ともにアンカー要素は埋まりきっていない。ただし文三郎尾根上部の小さな雪崩地形(ガリー)や、地蔵尾根上部のジョウゴ状の雪崩地形には十分な積雪がある。 南西の風により、稜線付近の西面では雪の再配分が顕著だった。


観察に関わるコメント


稜線付近西面の急なガリーには十分な積雪があり、登下行のトレースとからむ場所もあることに留意してください。

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