雪崩ハザード評価の登録

投稿者 黒田 誠

投稿日時:2022/01/06 15:36

エリア白馬 山岳白馬乗鞍岳 場所栂池高原

観察日付:2022/01/06


標高1550m〜2000m
同行者


観察データ

気象データ


気温 -7.8(1300hrs / 1900m) 〜


天気

午前SCT 雲量4-5
午後SCT 雲量4-5


降水種類

午前Nil なし
午後Nil なし


降水強度

午前
午後


HST


HS Range


風速

午前L 1-7m/s
午後L 1-7m/s


風向

午前SE
午後SE


飛雪


気象コメント 午後にかけて雲量が増える。日射はとても強い。 稜線では、W~SWの風による飛雪が観察された。


雪崩データ


雪崩などの観察 2000-2400mの東よりの斜面で複数のサイズ2~の面発生雪崩が複数自然発生していた。 1100-1150の南向き斜面でサイズ1-1.5の全層雪崩複数自然発生していた。 1900m以上の急斜面ではノールにグライドクラックが開き始めた。


雪崩発生有無 Yes


シューティングクラック No

積雪データ


重要な層と弱層とテスト結果


積雪構造 4日の荒天でもたらされた雪は、60-80cm。色々な硬度が不規則に積み重なる構造。HST内には、複数の樹枝状結晶による脆弱性が確認でき、そのうち一つは厚み1cmある。場所によってはSPで結果が出る。積雪表面は、昨夜降った2.5mmの樹枝状結晶が0.5-1cmの厚みで積もっている。南向き急斜面以外では午後でも綺麗な状態で観察出来た。南向き急斜面では、積雪表面が、午後には融解が進みモイストに。


観察に関わるコメント


山がとても綺麗な一日でした。

現地画像

現地画像

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