投稿者 黒田 誠
観察日付:2022/01/06
標高1550m〜2000m
同行者
気温 -7.8(1300hrs / 1900m) 〜
午前SCT 雲量4-5
午後SCT 雲量4-5
午前Nil なし
午後Nil なし
午前
午後
HST
HS Range
午前L 1-7m/s
午後L 1-7m/s
午前SE
午後SE
飛雪
気象コメント 午後にかけて雲量が増える。日射はとても強い。 稜線では、W~SWの風による飛雪が観察された。
雪崩などの観察 2000-2400mの東よりの斜面で複数のサイズ2~の面発生雪崩が複数自然発生していた。 1100-1150の南向き斜面でサイズ1-1.5の全層雪崩複数自然発生していた。 1900m以上の急斜面ではノールにグライドクラックが開き始めた。
雪崩発生有無 Yes
シューティングクラック No
重要な層と弱層とテスト結果
積雪構造 4日の荒天でもたらされた雪は、60-80cm。色々な硬度が不規則に積み重なる構造。HST内には、複数の樹枝状結晶による脆弱性が確認でき、そのうち一つは厚み1cmある。場所によってはSPで結果が出る。積雪表面は、昨夜降った2.5mmの樹枝状結晶が0.5-1cmの厚みで積もっている。南向き急斜面以外では午後でも綺麗な状態で観察出来た。南向き急斜面では、積雪表面が、午後には融解が進みモイストに。
山がとても綺麗な一日でした。