投稿者 鈴木猛志
観察日付:2022/01/14
標高800m〜1600m
同行者
気温 -9.0(0715hrs / 1515m) 〜
午前OVC 雲量10
午後OVC 雲量10
午前S 雪
午後S 雪
午前S2
午後S2
HST
HS Range
午前S 12-17m/s
午後S 12-17m/s
午前NW
午後NW
飛雪
気象コメント 強風と止み間の間隔広い 昨日ほどでは無いが、日中ずっと降り続く。
雪崩などの観察 ストームスラブ、size2〜2.5、破断面20〜100cm、南東〜北東向き斜面、スキーカット、局所的に2〜3箇所で大きく雪崩れた。12日の強風時に出来た雪面が滑り面と推測される。融解凍結クラストで大きく雪崩れた。期間降雪量の中の低密度の層でも雪崩れた箇所があった。※雪崩管理作業参加の隊員からの報告(自分は不参加)
雪崩発生有無 Yes
シューティングクラック No
重要な層と弱層とテスト結果
積雪構造 12日の強風時に出来た雪面の上に13日からの大量の新雪が100cm以上載る。スキーペンでは30〜50cm程度、フットペンだと100cm以上。
降雪が多すぎて、人の刺激では反応しずらい、花火もあまり効果が出なかった。しかし、ワッフ音がしたりもし、局所的に不安定性が潜在していると思われる。局所的になっているのは12日の強風によるものと考えられる。バックカントリーエリアの印象は黒ヒゲ危機一髪的な感じではなかろうか。ご幸運を。 なお、日中の追加降雪量は20cmオーバー、夜間風が強くなりそうな雰囲気あり。