投稿者 黒田 誠
観察日付:2022/02/20
標高785m〜1930m
同行者荒川智
気温 -10.6(1422hrs / 1680m) 〜 -2.9(0930hrs / 1650m)
午前OVC 雲量10
午後OVC 雲量10
午前S 雪
午後S 雪
午前S3
午後S3
HST
HS Range
午前M 8-11m/s
午後M 8-11m/s
午前N
午後N
飛雪
気象コメント 午前中は太陽が透ける時間帯も 午後にはとても強い時間帯も。雪の移動は活発。 午前中はS1。午後にはS5以上の時間帯も。
雪崩などの観察 1810m東向き斜面でサイズ1.5の面発生雪崩Sa、滑り面は新雪、破断面の厚みは30~40cm。少しでも風の影響がある場所では、シューティングクラックが頻発。
雪崩発生有無 Yes
シューティングクラック No
重要な層と弱層とテスト結果
積雪構造 今朝までのHSTは、20~30cm。非常に低密度な雪10cmの上に雲粒付き結晶のスラブ化した層が載っていた。そこに夕暮れまでに20~30cmほどの上載が風を伴った状態であった。風下斜面には非常に敏感なウィンドスラブが形成された。1400m以下では、スラブ化の傾向が弱まっていた。PF50~70cm。
地形を利用することで、リスク回避に努めました。