投稿者 野高健司
観察日付:2022/02/28
標高260m〜860m
同行者
気温 -5.0(1337hrs / 860m) 〜
午前BKN 雲量6-9
午後BKN 雲量6-9
午前Nil なし
午後Nil なし
午前
午後
HST
HS Range
午前M 8-11m/s
午後M 8-11m/s
午前W
午後W
飛雪
気象コメント 午前はOVC〜BKN、午後はBKN〜SCT。1300以降、急速に青空が広がる。 風向は終始W、風速はBTLでM、TLでS〜M。 午前は時折S-1
雪崩などの観察
雪崩発生有無 No
シューティングクラック No
重要な層と弱層とテスト結果
積雪構造 N〜NE面のみの行動。前日(220227)の凍結高度は650m付近。650m以下は厚さ1cmの融解凍結クラストの上に今朝までの新たな積雪が5〜10cm載る。TLで風の影響を受ける斜面では広くウインドスラブ(5cm程度)が形成されている。N面@825mでの観測では概ね正構造。↓10cmに厚さ約10cmで極度に粒径の大きなあられ層(4F・1.0〜5.0mm)があるが、上下の層との顕著な硬度の違いもなく、敏感な反応はない。また、↓46cmには厚さ2cmで硬度と密度が相対的に低い(1F)FC層があるが、上下の層との結合は悪くなく特に反応はない。600mから上はドライ、下はモイストでストップ雪。
TL以下(N〜NE面)の限定的な行動。予想以上に凍結高度が低かったため、BTLでも上部は積雪表面がドライで十分快適な滑降を楽しめた。