投稿者 加藤健次
観察日付:2022/03/10
標高835m〜2361m
同行者川田尚規
気温 〜
午前FEW 雲量1-3
午後FEW 雲量1-3
午前Nil なし
午後Nil なし
午前
午後
HST
HS Range
午前M 8-11m/s
午後M 8-11m/s
午前NW
午後NW
飛雪
気象コメント 午後にかけて北西側の県境から雲量が増す。午前中は概ねFEW。 標高を上げるにつれ風が強くなり、2000mから上では時折S/NWの風。唐松岳山頂で顕著な飛雪を確認。
雪崩などの観察 日射を受けやすい急斜面(斜度30°以上)においてウェットルース多数。1500m以下ではグライドクラックが多く見られた。
雪崩発生有無 No
シューティングクラック No
重要な層と弱層とテスト結果
積雪構造 主に北斜面を行動。日射を受ける斜面においては表面に3cmから5cmほどのクラスト。凸状地形や稜線においてはMFcrが露出している場所もある。風下斜面では昨晩未明からの強い西から北西風により再分配された雪が旧雪の上に3cmから多いところでは10cmほど乗る。北側の日射の影響が少ない斜面では積雪表面はドライに保たれ、斜度のない1300m以下ではモイスト。
南滝直前、ライダーズライト側のグライドクラック(幅約15m)が今にも崩壊しそうでした。週末の昇温や日射による影響に留意。