投稿者 野高健司
観察日付:2022/03/11
標高970m〜1545m
同行者
気温 -1.2(1340hrs / 1545m) 〜 5.5(1415hrs / 970m)
午前CLR 雲量0
午後CLR 雲量0
午前Nil なし
午後Nil なし
午前
午後
HST
HS Range
午前S 12-17m/s
午後S 12-17m/s
午前SW
午後SW
飛雪
気象コメント 時折高曇り、1500以降は薄雲がかかる。 終日、稜線上は強いSW風が吹きつけていた。E面樹林帯はCalm。
雪崩などの観察 湿雪点発生多数(日照を受ける急斜面)サイズ1
雪崩発生有無 Yes
シューティングクラック No
重要な層と弱層とテスト結果
積雪構造 N面以外は標高1300m以上はドライ、それ以下はモイスト~ウェット。N面は、行動した標高帯では、積雪表面の再結晶化が解消されずドライな状態を保つ。稜線上は風が強いわりには雪が氷化せず柔らかく、行動しやすい。
E面はグライドクラック多数。降雪や飛雪により埋もれたり不明瞭になっているものが多いため、特にE面を滑降する場合は注意。また、源太ヶ岳E面で雪庇崩壊による雪崩が起きていたそうだが(発生日時は不明)、この雪崩によるデブリは新たな積雪や飛雪によって概ね覆われている。ただし、崩落した巨大な雪庇の残がいが残っているため、滑降時には注意したい。(特に視界不良時)