雪崩ハザード評価の登録

投稿者 加藤健次

投稿日時:2022/03/13 00:31

エリア白馬 山岳杓子岳 場所小日向山

観察日付:2022/03/12


標高835m〜1907m
同行者


観察データ

気象データ


気温 2.3(0900hrs / 1830m) 〜


天気

午前FEW 雲量1-3
午後FEW 雲量1-3


降水種類

午前Nil なし
午後Nil なし


降水強度

午前
午後


HST


HS Range


風速

午前S 12-17m/s
午後S 12-17m/s


風向

午前W
午後W


飛雪


気象コメント 1400頃から稜線上にう雲が出始める。 稜線上では常に飛雪を確認。


雪崩データ


雪崩などの観察 @1200m,日射の影響を受ける急斜面において全層雪崩,Na, Size2。@1400m, 東斜面、極端な急斜面において湿雪点発生雪崩、Na、Size2。Saで湿雪点発生複数。


雪崩発生有無 Yes


シューティングクラック No

積雪データ


重要な層と弱層とテスト結果


積雪構造 午前中、日射を受ける斜面では積雪表面に硬度Kの厚さ3cmから5cmのサンクラストが形成されている。風下では再分配された雪がサンクラストに載る。午後にかけて日射の当たる斜面では積雪表面はモイスト、ウェットになり、Saで厚み20cmから30cmの表面がアクティブに反応し湿雪点発生を誘発。流下速度は遅いが、足が長い。


観察に関わるコメント


日曜日の降雪分と見られるモイストからウェットの積雪表面がSaで反応。凸状地形や極端な急斜面では大きなグライドクラックが多数。 日陰では快適だが、標高の低い日射面ではかなりのストップスノーでした。

現地画像

現地画像

一覧に戻る

Donation -寄付-

日本雪崩ネットワークは様々な情報を提供するために、日々活動しております。今後も持続し続けて行くためにも皆様のご協力が必要です。