投稿者 高橋玉樹
観察日付:2023/01/08
標高1575m〜1725m
同行者SafetyCamp白馬1
気温 -3.3(0925hrs / 1575m) 〜 -1.8(1135hrs / 1720m)
午前OVC 雲量10
午後OVC 雲量10
午前S 雪
午後S 雪
午前S-1
午後S-1
HST
HS Range
午前L 1-7m/s
午後L 1-7m/s
午前SE
午後SE
飛雪
気象コメント チラチラと降る雪が微風で揺れる程度。視界30m程度から午後には視界良好へ変化。 体感的には無風であるが、雪の落下方向で辛うじて風向が確認できる。 +rのごく弱い降雪
雪崩などの観察 栂池ゴンドラ線右手1342峰南面にサイズ1.5程の点発生雪崩を複数確認。
雪崩発生有無 Yes
シューティングクラック No
重要な層と弱層とテスト結果
積雪構造 南面では雪面PP2cmの下に0107の好天による厚み3cmの焼結の進んだクラストが見られるが、この層の形成は斜度により変化している。この時期、この地域の南中における太陽仰角は約30°。北面は降雨のMFCr以外は正構造であった。雪面から70cm程度下方から年末降雨による厚み1cm程のMFCr層が2本存在しているが、それを挟むDF/RG層との温度差はほぼ無い。
今後の降雪と0107クラストとの結合がどうなるか?留意すべき。