投稿者 平田雄樹
観察日付:2023/02/08
標高1650m〜2100m
同行者
気温 -5.6(1330hrs / 1880m) 〜 -2.9(1030hrs / 1900m)
午前OVC 雲量10
午後OVC 雲量10
午前S 雪
午後S 雪
午前S3
午後S3
HST
HS Range
午前M 8-11m/s
午後M 8-11m/s
午前VRB
午後VRB
飛雪
気象コメント AM10:00まではSCTで日射が有った 2100ⅿ風の影響を受けやすい地形ではM~Sで雪の移動があり風向は時間帯により変化があり一定していない。 今朝S1で始まった降雪が1100頃からS2~S5となり行動中に20㎝程積もった。
雪崩などの観察 Sc 乾雪面発生 SIZE1 NE 2100ⅿ 風の当たる地形風下斜面で降雪中に新しく形成されたストームスラブがスキーカットに反応した。
雪崩発生有無 Yes
シューティングクラック No
重要な層と弱層とテスト結果
積雪構造 前日日照斜面に形成された厚さ2㎝のMFcrの上に朝からの降雪15~20㎝が載っている。このHSTは結束が弱いが稜線付近風下斜面には25~30㎝のストームスラブが形成され、下層との結合が悪く軽い刺激でシューティングクラックが入り35度以上の斜面では面発生SIZE1程度で流れる。