投稿者 Jun Ishiguro 石黒 淳
観察日付:2018/02/23
標高400m〜1890m
同行者
気温 -11.5(1240hrs / 1890m) 〜 -1.4(1330hrs / 400m)
午前BKN 雲量6-9
午後BKN 雲量6-9
午前Nil なし
午後Nil なし
午前
午後
HST
HS Range
午前M 8-11m/s
午後M 8-11m/s
午前VRB
午後VRB
飛雪
気象コメント 北側に晴れ間を見ながらの行動になったが、森林限界から下は雪面に日射の影響はほとんどない。アルパインでは飛雪のため不明。 アルパインは風向が定まらず全方位から吹いた。森林限界付近は南より。樹林帯は強度Lでほとんど積雪に影響はない。 時折降雪はあるがごくわずか。午後からS1程度。
雪崩などの観察 1)Na, S, Size1, 1130hrs, @1150m w10m×L 25m 2)Na, S, Size1.5, 1300hrs,W25m×L40m @1250m 3)Sc, S, Size1,1315hrs, W25m×L20m×破断面30cm @1200m いずれもウインドスラブ硬度4f 滑り面はごく柔らかい新雪。
雪崩発生有無 Yes
シューティングクラック No
重要な層と弱層とテスト結果
積雪構造 早朝の短時間に降った雪は20-30cmほどあり、昨日のトラックはほぼ埋まる。森林限界から上は風により雪の移動が顕著に見られ、硬度4f-1f厚さ5-15cmのソフトスラブを形成。ソフトスラブは雲粒のついた新雪の上に乗り、この境界面から多数のシューティングクラックやいくつかの面発生雪崩を発生させている。ソフトスラブはおおむね支尾根の北側に形成され、風向が一定している森林限界付近で顕著に見られた。