投稿者 野高健司
観察日付:2024/01/21
標高400m〜1100m
同行者
気温 -3.8(1348hrs / 1100m) 〜 -0.3(1518hrs / 400m)
午前X 不明
午後OVC 雲量10
午前S 雪
午後S 雪
午前S1
午後S-1
HST10-40
HS Range120-280
午前M 8-11m/s
午後S 12-17m/s
午前SE
午後SE
飛雪
気象コメント 時間降雪はS-1~S1としたが、時折S2で強弱繰り返す。風向は概ねSEだが、目まぐるしく変化。
雪崩などの観察
雪崩発生有無 No
シューティングクラック No
重要な層と弱層とテスト結果 ↓40の融解凍結クラスト(厚み2cm)上の降雪結晶(厚み2cm)CTE2(SP)↓40 on PPsd(1.0mm)、CTV↓40 on PPsd(1.0mm)
積雪構造 SW面を行動、観測。標高800m以下ではざらめ雪の上、以上では融解凍結クラストの上に硬度1F~4Fの新雪-こしまり雪が載り逆構造。樹林帯上部では、風の影響を受けた斜面でウインドスラブ(厚さ10cm程度)が形成されているが、明らかな伝播性は確認できなかった。樹林帯でも尾根上は強風の影響でMFcrが露出したりシュカブラが発達していて雪の移動が著しい。標高1100mの観測では、↓40cm融解凍結クラストの上部境界面は結合力の乏しい降雪結晶。2回のCTでクリーンな結果。