雪崩ハザード評価の登録

投稿者 加藤健次

投稿日時:2024/02/13 22:34

エリア白馬 山岳小谷BC 場所栂池BC

観察日付:2024/02/13


標高850m〜2000m
同行者深谷奨、古瀬和哉


観察データ

気象データ


気温 〜 2.8(1100hrs / 1550m)


天気

午前CLR 雲量0
午後CLR 雲量0


降水種類

午前Nil なし
午後Nil なし


降水強度

午前
午後


HST


HS Range330+ @1900


風速

午前L 1-7m/s
午後M 8-11m/s


風向

午前W
午後SW


飛雪 稜線上は終日MからS/SW to Wの飛雪。


気象コメント 午前中BTLは概ね風が弱かったが、標高を上げるにつれ1800m程から極端に強くなる。


雪崩データ


雪崩などの観察 1890m日射の影響を受けやすい急斜面においてSA&NA、サイズ1から1.5のウェットルースを確認。 1400m付近の日射の影響を受けやすい急斜面においてサイズ1の全層雪崩を数箇所確認。 2000mのトップローディング、クロスローディングの北東斜面、風下急斜面においてスキーカットによりサイズ1.5のウィンドスラブが反応。スラブの硬度は4F程。最近のHST内の降雪結晶を含むウィークインターフェース。


雪崩発生有無 Yes


シューティングクラック No

積雪データ


重要な層と弱層とテスト結果


積雪構造 最近のHSTの積雪表面5cmから10cmは日射の影響を受ける斜面においてはモイスト、午後には急激に沈降した。風の影響を受けたNからNEの斜面では硬度4FからF、厚さ10から20cmのウィンドスラブが形成され、その下に10から20cmの低密度の雪が旧雪に載る。


観察に関わるコメント


昨日の破断面は飛雪により消えていた。

現地画像

現地画像

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