投稿者 野高健司
観察日付:2024/02/21
標高610m〜1240m
同行者
気温 -8.1(1125hrs / 1240m) 〜
午前BKN 雲量6-9
午後OVC 雲量10
午前Nil なし
午後S 雪
午前
午後S-1
HST1-5
HS Range-300+
午前C 0m/s
午後C 0m/s
午前
午後
飛雪
気象コメント 昼過ぎからS-1、1500以降はS1。
雪崩などの観察
雪崩発生有無 No
シューティングクラック No
重要な層と弱層とテスト結果
積雪構造 主に行動したN面では、厚さ5cmのMFcrの上に昨日の夕方からのHSTが1-3cm載る。その下は、MFcr上に約20cmのDF・RGが載り、境界で再結晶化が見られた。S面でも、↓40cmMFcrと下層のDF・RGの境界で再結晶化が見られ、表層20cmの温度勾配が著しい。(-5.4~0.0℃)その下は0.0℃の等温が続く。思いのほかHSTが少なく雪の移動もわずかだったため、MFcrの露出が多く、ウインドスラブの形成は見られなかった。
行動した全標高(600-1200m)で、スキークランポン無しで登行できるのは緩斜面のみ。HSTがわずかでMFcrの露出も多いため、登行も滑降もシビア。