投稿者 宝利誠政
観察日付:2024/02/22
標高300m〜1300m
同行者須田建
気温 -11.4(1245hrs / 1245m) 〜 -6.0(1100hrs / 800m)
午前X 不明
午後X 不明
午前S 雪
午後S 雪
午前S2
午後S2
HST10-30
HS Range170
午前L 1-7m/s
午後L 1-7m/s
午前W
午後VRB
飛雪 U
気象コメント 降雪強度は強弱を繰り返す
雪崩などの観察 低標高の南向き急斜面で人為的発生の全層雪崩サイズ1
雪崩発生有無 Yes
シューティングクラック No
重要な層と弱層とテスト結果 0222MFcrとFCのコンボ。
積雪構造 HST10-30cmは風を受ける場所では新雪内で逆構造を形成。MFcrとHSTの境界で温度勾配が大きく(2.1度)再結晶化したFC2mmが人の刺激に敏感に反応。森林限界以上では、厚く硬いクラスト(30cm)の下に結合力の弱い濡れたざらめ雪でテスト結果を得る(ブリッジング効果は高くない)。低標高では濡れたざらめ雪の結合力はまだ上がらない。テストプロファイル@1245m南面32度 CTH27(RP)down 60cm on MF
標高帯や方位で留意するポイントが変わる複雑でシリアスなコンディション。地形評価に十分なマージンを。