投稿者 野高健司
観察日付:2024/03/03
標高430m〜1145m
同行者
気温 -4.6(1254hrs / 1145m) 〜 -2.6(1530hrs / 430m)
午前OVC 雲量10
午後OVC 雲量10
午前S 雪
午後S 雪
午前S-1
午後S-1
HST20-50
HS Range180-300+
午前C 0m/s
午後L 1-7m/s
午前
午後S
飛雪
気象コメント 昼頃までは薄日が差す時間帯もあったが、午後はOVC。時間降雪はS-1としたが、時折S1。1500以降は時折S2。風向は午前C、昼過ぎからL,Sとなったが、1400以降はM,NWとなった。
雪崩などの観察
雪崩発生有無 No
シューティングクラック No
重要な層と弱層とテスト結果 ↓14cmあられ層:BT5 / CTM12↓14cm(SC) on PPgp1.0-3.0mm ↓35cm降雪結晶:CTM12(SC)↓35cm on PPsd0.5mm ↓75cmこしもざらめ層:CTH28(SP)↓75cm on FC0.5mm
積雪構造 S~SW面のBTL~TLの行動と観測。標高1145mの観測では、MFcrは約↓80cmに埋没。その上は約5cmの厚さで再結晶化し、CTで反応。HST内は様々な結晶の層が幾重にも折り重なって詳細な把握が出来なかったが、↓14cmのあられ層(厚さ1cm)と↓35cmの降雪結晶を含む層(厚さ1cm)は目視でも密度の低い層であることが認識できてスカスカ。0301の凍結高度は標高約700m、それ以上の標高では埋没したMFcrの上には再結晶化が見られる。