投稿者 平井義隆
観察日付:2018/03/10
標高900m〜1500m
同行者
気温 -8.0(1230hrs / 1500m) 〜 -6.0(1500hrs / 900m)
午前OVC 雲量10
午後OVC 雲量10
午前Nil なし
午後Nil なし
午前
午後
HST
HS Range
午前L 1-7m/s
午後L 1-7m/s
午前NW
午後NW
飛雪
気象コメント 1400m以上は霧で視界不良、時折雲の切れ間はある
雪崩などの観察 標高700m,W,スキー場コース内にグライドクラック30m
雪崩発生有無 No
シューティングクラック No
重要な層と弱層とテスト結果
積雪構造 HST1~3cmは西風の影響を受け多様性があり開放斜面では雨でできた縦溝に堆積、雪面の大多数はMFcr(P~K)が露出している。180309MFcrは標高1200m付近で厚み20cm(P)その下層はモイスト、標高1500m付近で厚み2cm(K)その下層はドライなしまり雪、標高1400m付近で厚み2cm(K)の下層にFC0.5mmが4cmの厚みで形成されスキーヤーの重みでMFcrは割れる。
180309フリージングレベルは1500m以上と思われる。大岳1585mの山頂直下まで雨による縦溝を目視で確認。融解凍結層の上下で温度勾配が高く今後の経過に留意したい。風の影響を受けていない標高1000m以下の樹林帯が滑走には良かった。