雪崩ハザード評価の登録

投稿者 平田雄樹

投稿日時:2024/03/11 20:05

エリア白馬 山岳白馬BC 場所白馬BC

観察日付:2024/03/11


標高1000m〜2200m
同行者舎川智弘


Avalanche infomation

観察データ

気象データ


気温 -0.1(1130hrs / 1940m) 〜 2.0(0920hrs / 1650m)


天気

午前CLR 雲量0
午後SCT 雲量4-5


降水種類

午前Nil なし
午後Nil なし


降水強度

午前
午後


HST30~40


HS Range150~300


風速

午前L 1-7m/s
午後L 1-7m/s


風向

午前W
午後W


飛雪 主稜線上ではⅯ.Wで飛雪が有った


気象コメント


雪崩データ


雪崩などの観察 行動中に発生した1500m NE Sc Windslab Size 1.5 / 1700m NE Na Windslab size2  今朝日射が入ってから発生した1800m E Na slab size1.5


雪崩発生有無 Yes


シューティングクラック No

積雪データ


重要な層と弱層とテスト結果 日射の影響の有る斜面に形成された厚さ1~2㎝の0308MFcrとその下のFC


積雪構造 HSTは沈降が進み30~40㎝、昨晩からの放射冷却により表層10㎝はドライアウトしている。 前日に引き続き30~40cm下に埋没した0308MFcr 下のFCの脆弱性は継続しており、今日もScやNaで面発生雪崩を発生させていた。1400m以上のN斜面では積雪はドライだが日射の当たる斜面ではPM2000m以下積雪表面にクラストが形成されていた。


観察に関わるコメント


前日CTで結果の有った0308MFcr下に形成されたFCはアクティブで、今後降雪の有る標高帯では引き続き注意が必要。

現地画像

現地画像

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