雪崩ハザード評価の登録

投稿者 長澤優作

投稿日時:2018/03/23 19:24

エリア白馬 山岳白馬乗鞍岳 場所栂池BC

観察日付:2018/03/23


標高2200m〜1550m
同行者


観察データ

気象データ


気温 -3.1(950hrs / 1930m) 〜


天気

午前OVC 雲量10
午後OVC 雲量10


降水種類

午前Nil なし
午後Nil なし


降水強度

午前
午後


HST


HS Range


風速

午前L 1-7m/s
午後L 1-7m/s


風向

午前S
午後S


飛雪


気象コメント 1300m〜1800m付近では雲が停滞する。稜線付近では青空が出ているタイミングが多かった。 雲の中ではS-1


雪崩データ


雪崩などの観察 親沢源頭 size2 S Sa N斜面 幅40m 深さ10〜80cm 長さ300m 滑り面 MFcrの上の降雪結晶


雪崩発生有無 Yes


シューティングクラック No

積雪データ


重要な層と弱層とテスト結果


積雪構造 標高1800m以上で昨日までのHN20〜30cm程がMFcrの上に載る。HNは積雪表面は厚さ3cm程の1F+のMFcr、その下に厚さ15cm程の4Fのしまり雪、その下に厚さ2cm程のFの降雪結晶が載る。水気の多いHNは昨日の昇温により表面に水が浮き、朝はMFcrになりモナカ状態になっていた。2100m付近では西から南の風の影響が見受けられる。


観察に関わるコメント


北東面は警戒していたのだが、先行者のラインがあったので、いけると思い、入ったら、size2を誘発してしまった。完全なるヒューマンファクターでした。無事に逃げられて事なきを得たけど反省。写真はTwitterの#nadare2018で見られます。

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