更新日時: 2022/12/27 06:00
アルパイン Low 風下側に形成されたウィンドスラブに注意を。
森林限界 Low
森林帯 Good 地形の罠に気を配りましょう。
信頼度:○ good □ Fair △ Low
特定の地形に残る不安定性に注意が必要な日です。標高を上げる方は、地形の局所に形成したウインドスラブに警戒を。地形をよく観察し、安全なラインの選択をお願いします。積雪が安定している傾向を感じても、適切な間隔を空けて移動する、安全な場所で休憩するといった原則的な行動様式を続けてください。それが万が一の時の事故を小さくし、生存救出の可能性をあげます。良い一日を。
クロスローディングにも注意を。
昨日(12月26日)は、山岳の利用者も少なく、また、視界も悪かったため、真新しい雪崩は観察されていません。
12月22日の低気圧の通過から始まった一連の荒天による新たな積雪は、森林帯上部で120cmに達し,順調に沈降がすすんでいます。昨日は、降雪は一段落したものの、森林限界以上では、強い北西〜北風が吹き、雪が移動をしました。
気象庁は長野県北部に対し、はじめ冬型の気圧配置となりますが、次第に緩む見込みで、曇り時々晴れで、昼前まで雪の降る所があり、最高気温4℃(標高418m)と予報しています。アメダス白馬(標高703m)にて気温-10.7℃(5時現在)です。