雪崩情報
更新日時: 2023/02/01 06:00
かぐら谷川武尊
アルパイン Low
森林限界 Fair
森林帯 Fair
信頼度：○ good □ Fair △ Low
行動と地形の助言
樹林が少ない開けた急斜面や、急激に斜度が変化するような場所に存在するストームスラブの結合に注意してください。特に沈降による結合が進みにくい高い標高では注意が必要です。自身が斜度の低い場所にいても、頭上の大きな発生区からの雪崩に注意してください。日中晴れる予報です。南向きの大きな急斜面からの湿雪点発生雪崩の可能性にも注意してください。発生した雪崩のサイズが小さくても被害を大きくしてしまう深い沢、がけ、岩、立木等の「地形の罠」が露出しています。
留意すべき雪崩
ストームスラブ Storm slab
結合の進みにくい高い標高の急斜面で注意が必要
概要
雪崩
昨日、標高1600m付近の東斜面でサイズ1の点発生乾雪雪崩を観察した報告があった
積雪
30日に南寄りの急斜面は日射により融解しクラストを形成し、その上に31日までの荒天の降雪が30-40cm載っている、旧雪との境界面やこの荒天の降雪内の結合に注意が必要。27日からの大量降雪の境界面や荒天の積雪内に密度の低い層があり、沈降がゆっくり進み、結合は徐々に上がっている見込み。
天候
6時現在、アメダス藤原周辺では過去24時間に1cmの降雪があった。気象庁では、高気圧に覆われるが、午後は次第に低気圧からのびる前線の影響を受けるため、群馬県北部の山麓では昼過ぎから曇りとなり、夕方から雨か雪の降る所がある予報を出している。
