雪崩情報

更新日時: 2024/02/01 05:30

白馬


アルパイン Low 今後の降雪状況に注意


森林限界 Low 今後の降雪状況に注意


森林帯 Fair 今後の昇温と降雨の状況に警戒


信頼度:○ good □ Fair △ Low

行動と地形の助言

標高の低いところでは降雨と昇温の影響、標高の高いところでは日中に降る雪の量に注意を払ってください。降雪量が少なくとも、その下には硬いクラストが隠れている箇所も多く、雪崩だけでなく、滑落などにも注意を払う必要があります。また、視界が悪いときは、自分の上方にある危険に気づきにくくなります。雪崩危険度が、それほど高くなくとも、仲間と良いコミュニケーションを取ることで、安全行動を続けてください。

留意すべき雪崩

ストームスラブ Storm slab


ベース画像

主稜線で平均15 m/sの西風が吹き、降雪となっています。

点発生湿雪雪崩 Wet Loose snow


ベース画像

降雨となっている標高帯において

概要

雪崩


昨日(31日)は、標高の高い場所でサイズ1の点発生雪崩が観察されています。

積雪


昨日の昼頃から標高の高いところでは弱い降雪、山麓では弱い降雨となりました。凍結高度は時間推移と共に変わっており、標高の高いところの降雪量は不明ですが、現時点において標高1,500 m付近では、積雪深を増やすほどの量にはなっていません。標高の高いところでは、これらの雪が、南や尾根周辺では硬い融解凍結クラスト、北側のボウル地形の底では乾いた雪の上に載っています。前日まで成長し、注意事項として観察されていた表面霜が降雨や昇温等によって、危険性を解消しているのかも、本日の観察ポイントになります。

天候


本日は、日本の南に前線が停滞し、午後は西高東低の気圧配置となる見込みです。気象庁は長野県北部に対し、北の風、曇り、ところにより雪か雨、日中の最高気温7℃を予報しています。アメダス白馬(標高703 m)にて、気温0.8 ℃(5時現在)です。長野地方気象台は2日6時までの24時間で15 cmの降雪を予報しています。

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