更新日時: 2024/02/26 05:30
アルパイン Fair 降雪と風の強度による
森林限界 Fair 降雪と風の強度による
森林帯 Good 降雪と風の強度による
信頼度:○ good □ Fair △ Low
天候は悪化する予報がでています。現時点での雪崩危険度は高くありませんが、今後、風雪の強度に伴って上昇します。時間降雪深3 cmの強度の降雪が、中程度の風(乾雪が雪面を移動)を伴い、3-4時間継続した場合、風下の急斜面では、雪崩の危険は十分に高まっていると考える必要があります。視界が悪いときは、自分の周囲に存在する危険に事前に気づく「状況認知」が低下します。仲間と良いコミュケーションを取り、安全な地形を使いつつ、賢いグループマネジメントをお願いします。経験の浅いグループは、スキー場内で楽しむのに適した日です。
評価は朝の時点でのもの。今後の降雪量と風の強度でストームスラブの危険度は上昇。現在、風は主稜線で10 m/sと強くないが、今後、強まる見込み。
昨日(25日)は、とても標高の低いところで、サイズ1の点発生湿雪雪崩が報告されました。スキーカットによる人的な発生です。
昨日(25日)は低気圧の通過に伴う弱い降雪がありました。気温が高く、標高の低いところでは雨となりました。昨日の雪は、積雪コンディションを大きく変えるものにはなっていません。しかし、気象は冬型の気圧配置へと以降しつつあり、標高の高いところでは風を伴った降雪が始まっています。今後の降雪量によって、危険度は大きく上昇します。新雪と旧雪の境界面、あるいは、新雪内にある脆弱性に注意を向けてください。
本日は、低気圧が日本の東を東北東へ進み、西高東低の気圧配置となる見込みです。気象庁は長野県北部に対し、北の風、曇り、夕方から雪、日中の最高気温5 ℃を予報しています。アメダス白馬(標高703 m)にて、気温-0.7 ℃(5時現在)です。長野地方気象台は2月26日4時26分、長野県北部に対し、2月27日6時までの24時間で40 cmの降雪を予報しています。