雪崩情報

更新日時: 2024/03/19 04:00

かぐら谷川武尊


アルパイン Low 観察情報がない


森林限界 Fair


森林帯 Fair


信頼度:○ good □ Fair △ Low

行動と地形の助言

稜線や支尾根直下の急斜面に形成されたばかりのウインドスラブの結合に注意してください。雪崩のサイズが小さくても、被害を大きくしてしまう深い沢、がけ、岩、立木等の「地形の罠」が露出しています。沢への転落にも注意が必要です。クラックが開いている場所や崖状の場所からの全層雪崩の可能性にも注意してください。そのような場所の下部に立ち入らない、または素早く通過するようにしてください。降雪が続いています。今後の降雪量の増加や風の影響による危険度の上昇に注意してください。

留意すべき雪崩

ウインドスラブ Wind slab


ベース画像

稜線や支尾根直下の急斜面に注意

全層雪崩 Glide slab


ベース画像

グライドクラックの開いている場所や、地形のサポートの無い崖状の急斜面に注意

概要

雪崩


昨日(18日)、荒天のため観察報告が無かった

積雪


今回の荒天の降雪は、標高の高い風の影響の少ない場所では20-30cm程ある見込み。この降雪との境界面は、南寄りの斜面と1800m以下の全方位ではクラストしている見込み。しかし、昨日から続く強風により風上では吹き払われクラストはむき出しになり、風下の稜線や支尾根直下にウインドスラブを形成している見込み。旧積雪内に顕著な脆弱性を観察した報告はないが、低い標高では降雨の影響が残り、積雪内部は濡れて強度が低い見込み。

天候


4時現在、アメダス藤原の気温は-2.1℃。過去24時間に15cmの降雪があった。周辺では現在も降雪が続いている。気象庁は、高気圧に覆われるが、気圧の谷や日本海を南東へ進む低気圧の影響を受けるため、群馬県北部の山麓では曇り昼前まで時々晴れで、雪の降る所がある予報を出している。

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