雪崩情報

更新日時: 2025/01/25 04:30

かぐら谷川武尊


アルパイン Low 風の影響が不明


森林限界 Fair


森林帯 Fair 全層雪崩の動きの不確定要素が大きい


信頼度:○ good □ Fair △ Low

行動と地形の助言

グライドクラックが開いている場所や、崖状斜面からの全層雪崩の可能性に注意してください。そのような斜面の下部に立ち入らない、または素早く通過するようにしてください。高い標高の稜線や支尾根直下に、局所的にウインドスラブが形成されている可能性があるので、結合に注意してください。滑走後にリグループをする際は、雪崩地形を外し、尾根の上などのできるだけ安全な場所で再集合するように心がけてください。昼過ぎから雪の予報です。今後の降雪量や風の影響の変化に注意して行動してください。

留意すべき雪崩

全層雪崩 Glide slab


ベース画像

グライドクラックのある場所や崖状の斜面に注意

ウインドスラブ Wind slab


ベース画像

稜線直下の急斜面に注意

概要

雪崩


昨日(24日)、標高1200m以下の南寄りの斜面で、過去24時間以内に発生した全層雪崩が複数観察されている。

積雪


積雪上層部は沈降が進み結合が上がっている。その上に5-10cm程の最近の降雪が載っている。かぐらエリアでは、旧雪との境界面上に低密度の積雪と、強い温度勾配が観察されており今後の結合に注意が必要。南寄りの斜面の旧雪はクラストしている。積雪中層部から下層にかけての脆弱性を観察した報告は無い。南寄りの急斜面ではグライドクラックの動きや全層雪崩の発生が観察されている。

天候


4時現在、アメダス藤原の気温は0.0℃。新たな降雪は無く、夜間の冷え込みも弱い。気象庁では、高気圧に覆われるが、上空の寒気や湿った空気の影響を受けるため、群馬県北部の山麓では曇り時々晴れで昼過ぎから雪の降る所があるとの予報を出している。

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