雪崩情報
更新日時: 2025/01/29 06:00
妙高
アルパイン Low
森林限界 Fair 風雪の強まりと共に危険度も上昇
森林帯 Good 風雪の強まりと共に危険度も上昇
信頼度：○ good □ Fair △ Low
行動と地形の助言
発表されている雪崩危険度は、朝の時点のものです。今後の風雪の強まりと共に危険度は上昇します。吹雪で視界が不良となると、状況認知が難しくなります。雪崩以外の危険（たとえばグライドクラックや沢底の穴など）にも気づきにくくなります。慎重なルート選択と意思決定が必要です。大量降雪が予報されていることもあり、経験の浅いグループはスキー場で楽しまれることをおすすめします。
留意すべき雪崩
ストームスラブ Storm slab
標高の高いところでは、西風を伴う降雪が始まっています。標高の低い場所でも、今後の降雪強度に注意してください。
概要
雪崩
昨日（28日）は、標高のとても低い場所でサイズ1の全層雪崩や雪ブロックの崩落が観察されました。
積雪
森林限界付近では、南側は融解凍結クラスト、北側は沈降した旧雪となっており、ここに今朝からの降雪が載り始めています。標高の低い場所では、昨日は降雨となり、全層雪崩なども観察されています。今後、大量降雪が予報されています。新雪と旧雪の境界面の状態に注意が必要です。
天候
気象庁は新潟県上越地方に対し、西の風、強く、雪か雨、日中の最高気温5 ℃（標高13 m）を予報しています。妙高笹ヶ峰（標高1,310 m）にて気温-7 ℃（3時45分現在）、過去12時間で新たな降雪はありません。新潟地方気象台は29日6時13分、上越地方の山沿いに対して、29日から30日の24時間で70 cmの降雪を予報しています。
